菓子プレゼントダイエットを始めます。

天才的ダイエット方法を思いついたので、実践してみたい。

ここでは、その方法を解説する。

 

私は人生で体重を減らした経験が無く、体重が単調増加し続けており、ダイエットに成功したことが無い。しかしだんだん放置できなくなってきたので、本気を出してみることにした。

 

まず太る原因分析をしてみると、運動量の他にカスみたいな飲食が筆頭候補に挙げられる。特に、帰宅時にコンビニに寄ってお菓子を買ってしまうことが原因であることはすぐに気づいた。最近のコンビニはやたら豪華なスイーツも多く、どれもこれも悪魔的な誘惑であり、全部食べたいのでどれを選ぶかでさえ極めて苦痛を伴う。そして何らかの菓子を買ってしまい、帰宅してから豪遊してしまう、というのを繰り返し、みるみる太ってしまう。

 

しかし、さらなる自己分析によれば、お菓子を食べたくなる衝動の半分は、実際にお菓子を食べることではなく、お菓子をコンビニで買うこと自体にあるのではないかと思われた。すなわちお菓子を選び、買った段階で食わずとも半分満足しているということである。

 

お菓子を購入しつつ、それを食すのを回避してダイエットすることはできないだろうか。

 

そこで登場するのが菓子プレゼントダイエットである。すなわち、お菓子は買う。これで欲求の半分を満たす。しかし帰宅してもそれは食べず、処理するということになる。捨てるのも手ではあるが、食わずに捨てるというのも忍び難い。よって買ったお菓子は誰かに無償でプレゼントすればよい。これが菓子プレゼントダイエットである。

 

この方法のメリットはたくさんある。

①購入することにより、お菓子をコンビニで買いたい欲を満たせる。ここで要らぬ我慢をしたりストレスをためたりせずに済む

②お金を出して買ったお菓子を全く味わえず他人にあげることで、お金を完全に無駄にしたという痛み・悔しさ(これをお金出して買っても他人の物になってしまうんだ)を味わうことができ、これにより今後のお菓子の購買意欲を削ぐことができる

③お菓子という執着の象徴が自分の手から他人の手へと移動するのを可視的に認識でき、お菓子という欲望から自分が解放されていく呪術、儀式としての意味がある

④相手がお菓子を食べることができる

 

などなど、かなり実践的なダイエット方法だと考えられる。

 

さっそくセブンイレブンで購入したたけのこの里を駅前で友人にプレゼントすることに成功した。ダイエットへの夢の第一歩である。

 

これにより、今晩私が帰宅して豪遊することは無かった。確実にお菓子の欲望をいなすことに成功したのである。

お菓子ダイエット

 

今後は、Twitter#菓子プレゼントダイエット を報告し、これを継続していきたい所存である。